区切りの恵方巻
恵方巻を作って食べた。週末の買い物の後だったから少ししんどいなとぼやいたら、来年から買う?とジジに聞かれた。
ジジはお店で買った巻きずしでお腹を下したことがある。当日に全て作るわけではないのかもしれない。生ものが入ってるとお腹の弱いジジにはてきめん。
やっぱり作らなきゃと思ったら気持ちがしゃんとした。我が家の恵方巻はシンプル。中身は卵焼きとカニカマと塩をしたきゅうりにマヨネーズ、酢飯と方角はジジが具と巻くのは私。今年の方角は東北東やや東なのだそうな。
やや東ってアバウトさに笑う。時期になると食品ロスとかはじまりは花街の風習だとか、売る側の戦略なんだし買わなくてもいいとか、いろんな意見を見る。昔、ジジにも恵方巻とかしなくてもいいんじゃないか?と言われた事がある。
しなくてもいいとは思う。思うけど区切りが私には必要だと思ってる。朝起きて夜寝る。当たり前の日常が続く365日。それを流されて過ごしたら多分はりがなくなる。
若い間は楽しい事が他にあるからいい。年をとって体が動かなくなったらしなくてもいい。その間は、延々と続くように思える日常に区切りが欲しい。
今年も黙って食べるなんて変なのと言いながら、同じ方向を向いて食べた。願い事は内緒。口の中の水分もってかれたと言いながら緑茶を飲んだ。ただそれだけのことだけど、また来年、同じように変なのと言いながら2人揃ってもくもく食べたいなと思う。