突然家族が消えたら
ある日突然家族がいなくなって、自分だけが残されてしまったら私はどうするだろう。
そんな事を考えながら読んだ物語。
35年前の父による家族殺しの真相という話。35年たって取材をきっかけに事件を見直し始めた息子、その結末にほっとして心がきゅんとなった。めっちゃ好き。

死の記憶 (文春文庫 ク 6-8) - トマス・H. クック
子供の頃、家族で住んでいた惨劇のあった家を生き残ったエレンは買う。そうして過去を回想する。あの頃何があったのか、妊娠してわかる母の事、心に残った傷。文庫本ではなかったけど、読みやすかった。

石のハート 新潮クレストブックス - レナーテ ドレスタイン
ちょっと羽目をはずして父親に叱られてふてくされて寝てしまった14歳の少女を残して、家族全員が消えた。大人になって、家族は生きているとメッセージが届くようになる。テンポがよくて読みやすかった。

失踪家族 (ヴィレッジブックス F ハ 19-1) - リンウッド ・バークレイ