60歳をすぎたらおまけ

と書いてあるのを読んだことがある。

50代で亡くなる人も出てくる事を考えると、おまけと言えるのかもしれない。

去年から体調不良が続き、入院・手術、術後の体調がなかなか戻らず、もどかしい感じがあった。

病院での診察を終えてもやもやした。開腹手術と言われていたものが経過観察に変わった。それ自体はいい事、痛い思いはしたくない。が、まだ体の中に不安な部分が残ったままになるのかとも思った。

「ブレーキが出来たと思えばいいじゃん」と夫さんが言った。もういい年齢なのだから無茶せず体をいたわりつつ楽しめと言われたようなものかと思って、そうだねと返事した。その時点ではまだもやもやしたままだった。

何故もやもやしたままなのか、わからなかった。けれど、今朝、体操をしていたらふっと心が軽くなった。もうええわ、いつもの日々を送れるんだから、それだけでいいと思えた。

ほったらかしにしていた花壇に新しい花を少し入れた。考えても仕方ない、夫さんがよくそう言う。考えてもどうにもならない事をこねくり回すより、掃除でもしよう。本を読んだり手芸したりして楽しもう。また手術というような状況にきたら、その時悩もう。

手術と言われていたから、買いそろえていたものがあった。100均とかの物が多いからいいけど、長持ちしないものは使って、それ以外は1つにまとめておいた。また使う事があるかもしれないし。ない方がいいけどさ。

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