シェルビー・ヤストロウ
好きな作家ベスト10みたいなのをやったら、確実に入る作家の一人、シェルビー・ヤストロウ。
タイトルは堅苦しいけど面白くて引き込まれた。
ダウン症の子を持つ母と産婦人科医の裁判の中で、ダウン症の原因が描かれていて、それが動機にも関係してくるのが面白かった。善悪と関係なく、賠償金を少しでも減らそうと保険会社が示談を進めてくる。お金をとるか真実をとるかも面白かった。
高額慰謝料 (集英社文庫 ヤ 1-2) - シェルビー ヤストロウ,
遺産に群がる人達と、たった一人を忘れられず愛し続けた人の落差がよかった。一生一人で生きていく羽目になっても、そんな人に出会うのは幸せなのか、それとも不幸なのか考えさせられたな。

遺言執行 (集英社文庫) - シェルビー・ヤストロウ
もう1作「BAD LIES」というゴルファーとの共同執筆らしい本があるらしい。翻訳本出してくれないかなー。

Bad Lies: A Story of Libel, Slander, and Professional Golf - Jacklin, Tony, Yastrow, Shelby