血圧の話
高血圧で薬を飲むことになった。
それであちこち読み漁ってみた。血圧の薬は飲まなくてもいいとか、基準は年齢+90でいいとか、115/75だとか。年齢+90の基準でいったら私は薬を飲まなくていい事になる。かかりつけ医は、家の血圧計では125/75で、病院の血圧計では130/80を目安にと言われた。
疑問に思ったのは、血圧の薬は飲まなくていいという話。血圧が上がって心配されるのは脳梗塞とか心筋梗塞だろうと思うのだけど、飲まなくてそういう病になったらどうするんだろうと思う。
例えば高熱が出た。39度を超えてしまい下げなければ体の他の機能に影響するかもしれないと解熱剤を使い、熱を下げている間にもともとの病が治っていけば熱も下がってくるだろう。
血圧の薬も同じじゃないのかな。血圧を薬で下げてる間に、塩分を控えたり運動をしたりしてもともとの病の対処をする。上手くいけば薬はいらなくなるし、老化に勝てず一生飲み続ける事になるかもしれないけど、それはそれで身を守ってくれる気がする。
基準がいくらだとしても、下がってる方がいいのは確かなので私はこのままいこうと思う。お医者さんとお薬に協力して貰って、体重は今よりもう少し落として、ダイエットのための運動の一部を血圧の運動にした。塩分は少し控えめにしてる。自分の為に貸してくれる手ならいくらあっても有難い。年を取ったらのんびりできるかと思ったら、どうもそうはいかないみたいだ。